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東京都助産師会主催「いいお産の日」イベント

執筆者の写真: 水天宮水天宮

更新日:2024年8月2日

~助産師OBiの会と水天宮~


十一月三日は、「いいお産の日」。

母子とその家族のために健康と安産を願い、助産師OBiの会の皆様がオンラインにて、着帯の大切さや帯の巻き方等を教えてくださいました!


OBiの会のメンバーは助産師六名。コロナ前は月に一度、〝腹帯のすばらしさ〟〝巻き方〟を伝えるべく腹帯体験会を実施。

私たちは活動日のはじめに〝見守っていただけますように〟という気持ちをこめて必ず神様へ参拝します。その後心穏やかにご妊婦様やご家族様をお迎え致します。

新型コロナウイルス感染拡大により、昨年から活動をお休みしておりますが、その間、ホームページで帯の巻き方を発信するなど、地道に活動を行っておりました。

今回の〝インスタライブ〟では、OBiの会の活動、腹帯体験会で行っている〝帯の巻き方〟の実演、質問コーナーを実施。

多くのご妊婦様から質問をいただき、皆様と楽しい時間を過ごしました。



イベントのため衣服の上から着帯していますが、素肌に巻いてください。



当社職員は、助産師OBiの会の皆様から、腹帯体験会で帯を巻く体験、指導をいただいた上で、社頭での御守頒布を行っております。



~私たちの取り組み~


病院で多くのご妊婦様と関わりますが、巻き方がわからないなどの理由から、帯を巻いている方になかなか出会わなくなりました。

ガードルやベルトなど簡単なものを使用する方もいますが、帯は、冷えの予防にもなり、安定感、安心感がまったく違います。

その良さを一人でも多くのご妊婦様へ伝えるべく、日々活動しております。

お参りやご祈祷はしたものの、帯を記念品のように飾っていませんか?

「帯は巻いてこそ、安産のご神徳がある!

巻いてもらうために我々助産師が出向いて行ってお伝えしよう!」という気持ちからこの会がスタートしました。



新米ママ水天宮の女性神職


〝 五か月目の戌の日には帯祝い〟の風習

人生儀礼の大切さを更に実感。


妊娠前は、ご参拝の皆様へ頒布する側でしたが実際に妊娠し、戌の日に安産信仰の由来でもある〝御子守帯〟をお腹に巻きました。帯をお腹に巻くことで、母となる実感がわくのとお腹の子供への愛情が一段とわきます。安産で生まれてくるよう祈りました。


帯はやはり安定感があり、生成りということもあって肌触りも抜群です。お腹が大きくなり、大変な時はパートナー(夫)に助けてもらいながら着帯しました。


東京都助産師会は毎年十一月三日の「いいお産の日」に対面でのイベントを開催しておりました。しかし、今年は初の試みでインスタライブイベントを企画。

助産師OBiの会も水天宮よりイベントに参加しました。開催まで何度か企画の打ち合わせなどを行いましたが、配信が成功するか不安もありました。普段は助産師職に徹していながらも、スマートフォンの操作に秀でたメンバーがテキパキとカメラなどを設定し、トラブル無く無事に終了。最後は神職、巫女、助産師共に達成感に包まれました。



助産師OBi の会の皆様と宮司、女性神職


対面が厳しい状況の中で、ライブ参加の皆様、水天宮職員の皆様、助産師の新しい繋がり方を発見した気がします。

助産師OBiの会 代表 平出美栄子



 

助産師の皆様に、ご妊婦様に伝えたいことは何ですか?

と聞くと口をそろえてこう話されます。


先ずは、一人で悩まないこと。

不安な気持ちがあれば、相談すること。

悩みは家族で共有し合うこと。

何事も、いち早く解決することが何より大切なことです。


(左)有馬里佳権禰宜 (右)助産師OBi の会 平出美栄子代表

 

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