水天宮の安産祈願のお参りとは
水天宮は安産の神様として古くから信仰を集めて参りました。
安産祈願に訪れるご妊婦様、ご家族様からお問合せの多い内容をご紹介させていただきます。
安産祈願はいつ行くの?
多産でお産が軽い犬にあやかるということで、「戌の日」にご祈願にいらっしゃる方が多くいます。
十二日に一度めぐってくる日が「戌の日」です。
月に二回から三回めぐってまいりますので、ご妊婦様の体調や周囲の方のご都合に合わせてお参りください。
また、混み合う戌の日は避けて別の日にご祈祷を受け、戌の日にご自宅で腹帯を巻いてお祝いされる方もおられます。
戌の日とは?
「戌の日」は、安産の象徴とされている犬(戌)にあやかり、ご妊婦様の安産を願う日として古くから信仰されております。
十二日に一度めぐってくる日が「戌の日」です。十二支の干支で巡っております。
令和6年 戌の日カレンダー
戌の日の安産祈祷の流れ
水天宮の安産の御守とは?
当社の安産御守は晒(さらし)の帯そのものになります。
なぜ晒の帯が御守と申しますと、その昔、当社の「鈴の緒」(お参りの際に鈴を鳴らす晒の紐)のおさがりを、腹帯としていただいた妊婦さんがおりました。
帯祝いの折に、安産を祈ってお腹に巻いたところ、ことのほか楽にお産ができたとの言い伝えがございます。
この安産のご神徳が人づてに広まり、晒の「鈴の緒」を安産の御守としておわけするようになりました。これが、当社の安産御守を晒の帯とする由来です。
現在では、「御子守帯」(みすゞおび)と名付けて、戌の日早暁に宮司が社殿に一人籠り、ご祈祷した御守を毎日おわけしております。どの日にお参りにこられても、戌の日にご祈念込めた御守です。「御子守帯」は、五ヶ月目の戌の日に帯祝いをしていただく御守です。
安産祈祷の御初穂料は?
水天宮の安産祈祷では、御初穂料で撤下品が変わります。のし袋は必要ございませんので、神札所に直接お納めください。安産祈祷・御子守帯をお選びになられる方が多くいらっしゃいます。
大神様への御志のお納めも承っておりますので、ご希望の方は受付にてお申し出頂きたくお願い致します。
安産祈祷・御子守帯
御初穂料:一万二千円~御志
・御神札
・幣串
・5mの生成り帯
・巾着型御守
・福戌御守
・御神酒
安産祈祷・小布御守
御初穂料:一万二千円~御志
・御神札
・幣串
・小布(約15cm四方)
・巾着型御守
・福戌御守
・御神酒
安産祈祷
御初穂料:八千円~御志
・御神札
・幣串
・御神酒
どんな服装で行けばよい?
ご妊婦様の当日の服装は、お腹を締め付けない服装でお越しください。シンプルなデザインのワンピースやマタニティフォーマルなどがおすすめです。
男性はスーツやジャケットなど清潔感のあるスタイルで、お子様も行かれる場合は落ち着いた服装を選びましょう。
露出の多い服、ジーンズ、Tシャツ、短パン、サンダル、派手な色の服、素足などは避けましょう。
安産祈願(昇殿参拝)のご案内
ご祈祷受付時間
午前8時~午後3時15分
※祈祷開始は9時5分からとなります。
※戌の日は、8時20分からです。
ご祈祷時間:約15分
ご祈祷は、当日の受付に並んだ方の順で進行致します。
昇殿される皆様がお揃いになってから受付にお越し下さい。
※昇殿される皆様がお揃いでない場合、申し込みできません。
※戌の日除く
8時の受付開始と共に並んだ方が1番目の祈願となります。
例)
9時5分 子授け祈願
9時20分 初宮参り
9時35分 安産祈願
※其々、約20組の祈願者様をご案内しております。
戌の日や六曜にこだわる方、ご妊婦様の体調の良い日にいらっしゃる方など、ご祈祷日は参拝者により様々です。
また、当社の祭典斎行されている際には、祈願を一時中断する場合がございますので、必ず最新のお知らせをご確認下さい。
昇殿参拝の人数制限について
● 戌の日以外
大人は6名様迄、昇殿可能です。
※お子様は何名様でも社殿にお進みいただけます。
● 戌の日(平日)
ご祈祷の待ち時間は、平日の場合は約15分~30分となっております。
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安産祈祷は、ご妊婦様と大人1名様
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初宮詣・七五三詣、その他ご祈祷は、大人2名様迄
※お子様は何名様でも社殿にお進みいただけます。
● 戌の日(土・日・祝日)
ご祈祷の待ち時間は、土・日の場合は約30分~1時間程度となっております。
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安産祈祷は、ご妊婦様1名様のみ
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初宮詣・七五三詣、その他ご祈祷は、大人2名様迄
※お子様は何名様でも社殿にお進みいただけます。
※混雑状況により、待ち時間、ご祈祷へのご案内の人数などは状況により変更となることがありますことをご了承ください。
水天宮の安産祈願のお参り処
子宝いぬ
愛らしい子犬を見つめる母犬からは情愛が伝わってきます。周囲を取り巻く十二支のうち自分の干支を撫でると安産、子授け、無事成長など様々なご利益があるといわれております。
安産子育河童
足下と胸、肩に赤ちゃん河童がしがみついている姿が印象的な、仲睦まじい河童の親子像。