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桜

人生のおまつり〜神社参拝の目安〜

古くから子どもの健やかな成長を願い、行われてきた行事をご紹介します。

節目に家族が集まり子どもの成長を喜び合う大切な風習です。

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水天宮のお参りのご案内

水天宮社
本殿

本殿には四柱の神様がお祀りされています。

初宮詣、初節句、七五三、成人式など、節目の際には神様にお参りし成長のご報告と共にお子様の今後をお祈りしましょう。

水天宮にお祀りされている四柱の神様

  • 天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)

  •  安徳天皇(あんとくてんのう)

  •  建礼門院(けんれいもんいん)

  •  二位の尼(にいのあま)

寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)
寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)

七福神の神様の中でも有名な辨財天は、音楽、芸術、知識、富、健康・美といったさまざまな分野で広く信仰されています。

​芸事の発表会や受験などの前には、成功をお祈りしてお参りされる方が多くいらっしゃいます。発表会や受験の後には、その結果をご報告しましょう。

お参りの作法

​神様にお参りする際の参拝方法です。

  • 手水(てみず)で口と手を清めましょう。

  • 参道を通ってご神前へ進みます。この時、参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」といい、神様が通る道です。正中は避けて歩きましょう。

  • 神様の前についたら鈴を鳴らし、お賽銭を入れます。そして二拝二拍手一拝の作法でお参りします。

 

《二拝二拍手一拝の作法》

  1.  二回深いお辞儀(拝)をします   二拝

  2.  二回手をうちます         二拍手

  3.  もう一度深いお辞儀(拝)をします 一拝

御神札の祀り方

ご祈祷をお受けになった方へ

  • 御神札は、南または東向きの明るくて清浄な所へお祀り下さい。

  • ご祈祷の際にお祈りを込めた白い幣串は、御神札の前にお祀り下さい。

  • 御神札のお祀り場所は、ご家族様が集まる所を選び、目線より高い位置にお祀り下さい。

神棚

誕生から成人まで 子どものお祝い行事一覧

お子様の誕生から成人までには様々な行事があります。

​お祝いごとや学校行事などを一覧にまとめました。

誕生

​生後7日目

お七夜​・命名式

お七夜(おしちや)は、赤ちゃんが生まれてから七日目に行われる行事です。この行事は、赤ちゃんが無事に生まれ、健康であることを祝い、これからの成長と健康を願います。

お七夜の際には、赤ちゃんの名前を正式に決め、家族や親しい人々に発表することが一般的です。

​生後14日目

出生届けの提出

生まれた日から14日以内に子どもの出生地・本籍地又は届出人の所在地の市役所、区役所又は町村役場に届け出てください。 

国外で出生したときは3か月以内となります。

生後
31日目・32日目

​お宮参り・初宮詣

赤ちゃんの誕生を祝う初めての大きな行事です。初宮詣はその土地の氏神様に、赤ちゃんが無事に生まれたご報告をし、今後の健やかな成長とご加護をお祈りします。生後一ヶ月の良き日に神社にお参りします。

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生後100日目

100日祝い(お食い初め)

赤ちゃんの健康と長寿を願い、離乳の始まりを祝う行事です。赤ちゃんの口に食べ物を近づけて「食べるまね」をさせるのが伝統的な内容です。これから食べ物に困ることがないようにと願いを込めて行います。

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​誕生後初正月

初正月

誕生後に初めて迎えるお正月です。初正月では赤ちゃんの無病息災と魔除けを願って、破魔矢や羽子板を飾ってお祝いします。
男の子:破魔弓、破魔矢
女の子:羽子板

誕生後初節句

初節句

男の子は5月5日の端午の節句(こどもの日)

女の子は3月3日の桃の節句(ひなまつり)

子どもの健やかな成長と幸福を願う行事です。男の子は鎧や兜、鯉のぼりを飾り、女の子はひな人形を飾って祝います。

風になびくこいのぼり
ひな壇

生後1年

初誕生日

満1歳のお誕生日のお祝いです。一生食べる物に不自由しないように一升の餅米でついた一升餅を背負わせ健康で力強く育つことを願う行事を行うご家庭も多くあります。また、選び取りという将来の才能を占うご家庭もあります。

3歳

七五三 3歳

七五三の3歳のお祝いは江戸時代まで行われていた『髪置きの儀』がルーツとされています。

男女ともに生後7日目に髪を剃り丸坊主にして育てることで、病気の予防と健康な髪が生えてくるようになると信じられていました。3歳の春頃に「髪置きの儀」を行い、ここまでの成長を祝うとともに髪の毛を伸ばし始める儀式です。現在は女の子のお祝いとなっていますが、男女ともに三歳のお祝いを行っている地域もあります。

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5歳

七五三 5歳 男の子

七五三の5歳のお祝いは、平安時代の「袴着の儀」や「着袴」の儀式が始まりといわれています。
この儀式は男女ともに5~7歳の頃に当時の正装である袴を初めて身につけるというものです。江戸時代に入ると男の子のみの風習となりました。

6歳4月

小学校入学

保育園や幼稚園で年長さんになると小学校入学はもうすぐです。

学童保育の申し込みや就学前検診、学校説明会、ランドセルや学用品など、入学前から準備があります。親子で楽しみながら入学準備ができるといいですね。

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7歳

七五三 7歳 女の子

七五三の七歳のお祝いは、「帯解きの儀」という儀式がはじまりといわれています。

子どもの頃は紐を使って着物を着付けていたことから、成長して帯を結べるようになったことを祝うための儀式です。女の子は七歳になると晴れ着に身を包み、ここまで無事に成長したことへの感謝と、これからも健やかに過ごせるようにと、神社に参拝します。

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12歳3月4月

小学校卒業・中学校入学

小学校を卒業して、中学校へ入学します。新しい靴や鞄を新調したり、小学校の総復習をするご家庭も多いようです。

12歳

十三参り

数えで13歳になった子供達が知恵と福徳を授ける虚空蔵菩薩を参拝する行事です。
関西地方を中心に、近年は関東でも行われております。七五三と同様に、十三参りは子供の健やかな成長を願って行われます。

時期は、昔は旧暦の3月13日に行われておりましたが、春休みやゴールデンウイークなどの連休にお参りに行くことが多いようです。中学校入学のタイミングですので、健康や勉学の成就を願って参拝に行くのがおすすめです。

​15歳3月4月

中学校卒業・高校入学

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​18歳3月4月

高校卒業・大学・専門学校入学 就職

20歳

成人式

20歳に達した若者たちが成人として社会に一員と認められ、新たなスタートを切ることをお祝いする行事です。成人の年齢は2022年以降、20歳から18歳に変更されましたが、多くの地域で成人式は従来通り20歳の時に行われています。

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