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神様へ向き合う心

教義や教典のない神道では、「浄明正直」を誠の道と表します。

心身ともに「清く明るく正しく直き心」を大切に身体は健やかであることが、産霊(むすび)の力と若々しい生命力を保つことにつながリます。

※「浄明正直」は、天武天皇が定めた冠位制度の名称を基にしています。神・仏・儒をもって国を治めた天武天皇は、特に神道について、日本古来の神祭リを体系づけ、神道として国家祭祀を制度として整えた天皇ともされます。まさに神道の根本思想を表す言葉です。
※「浄明正直」は、天武天皇が定めた冠位制度の名称を基にしています。神・仏・儒をもって国を治めた天武天皇は、特に神道について、日本古来の神祭リを体系づけ、神道として国家祭祀を制度として整えた天皇ともされます。まさに神道の根本思想を表す言葉です。
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【氏神様と産土(うぶすな)神様について】

日本の神話『古事記』の冒頭に登場する神様は、水天宮の御祭神天之御中主大神様初め「八百万の神」と称される多くの神々がいらっしゃいます。所説あるとされますが、氏族の間で、自らの親神、氏族に縁深い神様を氏神様、血縁的関係を氏子と呼びます。

また、地縁的な関係を指して、産土神と産子と呼称されてきましたが、時代を経て、家族の生活環境はじめライフスタイルが変化し、氏神・氏子という呼び方が、混同して用いられる様になリました。氏神様・産土神様それぞれ、皆様を温かく導き、お守リ下さる身近で大切な神様です。お住まい近くの神社、故郷の神社に赴き、神様にご挨拶、お参リをされてみてはいかがでしょうか。


お参りでの心掛け

【参拝の方へ】

鳥居の前で一礼します。

参拝者は手水舎にて手や口を清めます。

神前近くで、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。

服装に関しては、正装や、神様に対して失礼にあたらない格好でお参り下さい。


【ご祈祷の方へ】

ご祈祷は神様のおそば近くでお参りができる特別な祈りの場所です。

予め社殿に入る前に脱帽し、携帯電話はマナーモードに設定します。

お宮参りの方は、昇殿時間に間に合うようにお祝い着の準備等を済ませていらっしゃいます。

お子様も社殿の中ではお行儀よくしています。


神様の近くでお願い事を申し上げるのに、身なりを整えていてもぞんざいな態度では失礼にあたってしまいます。

神様に向かう姿勢や態度には「あなたの心」が表れてしまいます。

神社の作法は「神様を敬う気持ち」がかたちになったもので、昔から大切にされてきました。


神様は日々、私たちを見守り正しき道へと導いてくださいます。

神様へ感謝し祈ること。

礼儀や作法は忙しい日常の中でも心掛けていきたいものです。


二拝二拍手一拝

「拝」というのは神様の前で行う一番深い礼のことで、上体を九十度傾けます。

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礼やお辞儀は相手を敬い、謙虚な姿勢を表すかたちです。

そして「拍手」は日本に古くから伝わる神様や貴人への敬意を表す作法で、人には使われなくなり神様への作法として残っているといわれています。


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